近年、ファームを離れて独立した「フリーコンサル」として業務委託契約で働く方が増えているといわれます。ここでは、フリーコンサルという働き方の概要と検討する際の留意点を整理します。
フリーコンサルとは
フリーコンサルは、特定のファームに所属せず、独立した事業者として企業や他のファームと業務委託契約を結んで案件に参画するコンサルタントを指します。プロジェクト単位で稼働するスタイルが一般的です。
案件の獲得方法
フリーコンサルの案件獲得経路としては、専門のマッチングサービスや、過去の同僚・クライアントからの紹介、自身でのネットワーキングなどが挙げられます。近年はフリーコンサル向けのプラットフォームが複数登場しており、案件情報へのアクセスのしやすさが向上してきました。
- マッチングサービス経由の案件参画
- 過去のネットワークからの直接紹介
- ファームからの再委託案件
- 事業会社からの直接契約
契約形態と働き方
フリーコンサルの契約形態は、業務委託契約(準委任契約)が中心となります。週稼働日数や常駐・リモートの形態は案件によって幅広く、複数案件を並行する方もいれば、フルコミットで一案件に専念する方もいます。
働き方の自由度が高い反面、自分で案件を選び、稼働率を管理する自己責任が伴う点が特徴です。空白期間のリスクや、契約交渉、税務処理などを自身で対応する必要があります。
独立を検討する際の留意点
独立を検討する際には、十分な実績と信頼関係の蓄積、案件供給の見通し、ライフプランとの整合性などを確認することが大切です。会社員時代に得られていた福利厚生・社会保険などが変わるため、自営業者としての準備も含めて計画を立てる必要があります。
独立直後は案件獲得が安定しないこともあるため、生活費の備えや、複数の獲得経路を確保しておくと安心です。
事業者としての準備
フリーコンサルとして活動する際は、個人事業主か法人化かといった事業形態の選択、税理士との関係構築、各種社会保険・年金の手続き、適切な経理体制の整備など、事業者としての準備が必要となります。最初は個人事業主として始め、事業規模に応じて法人化を検討する方も多いとされます。経営的な視点で自身のキャリアを管理する姿勢が、フリーコンサルとしての持続性を支える要素となります。
まとめ
フリーコンサルは、ファーム勤務とは異なる自由度と責任を伴う働き方です。自身のキャリアステージとライフプランを踏まえて、メリットとリスクの両面から判断することが望まれます。
