ITフリーランスは、毎月の業務に対して請求書を発行し、クライアントから報酬を受け取ります。請求業務はキャッシュフローに直結するため、フォーマットや締め日のルールを正しく押さえておくことが大切です。
請求書に記載する基本項目
請求書は、税法上の保存義務や、適格請求書(インボイス)の記載要件を満たした形式で作成します。クライアントによっては独自フォーマットを指定されることもあります。
- 請求書発行者の氏名・住所・登録番号(インボイス登録時)
- 取引先の名称
- 取引年月日
- 取引内容(業務名・期間・単価・工数など)
- 金額(税抜・消費税・税込)
- 請求書番号・発行日・支払期日
- 振込先口座情報
支払いサイトの考え方
支払いサイトとは、業務完了から実際の入金までの期間を指します。月末締め翌月末払い、月末締め翌々月末払いなど、クライアントごとに条件が異なります。サイトが長いほど、当面の運転資金を多めに確保する必要があります。
消費税の取り扱い
適格請求書発行事業者として登録している場合は、消費税額を区分して記載することが求められます。免税事業者でも、取引先との合意のうえで消費税相当額を上乗せ請求する場合があります。
源泉徴収の確認
業務内容によっては、クライアント側で源泉徴収が行われ、報酬から差し引かれた額が振り込まれることがあります。源泉徴収票や支払調書を取り寄せ、確定申告で正しく反映できるよう準備しましょう。
振込確認と督促
支払期日を過ぎても入金がない場合は、まずはメールで丁寧に確認します。連絡が取れない・遅延が続く場合は、書面での督促を検討するなど、段階的な対応を心がけましょう。
まとめ
請求業務は地味ながら、ITフリーランスの収入を支える重要な工程です。会計ソフトやクラウド請求書サービスを活用しながら、正確で滞りない請求フローを整えていきましょう。
