バス運転手の働き方をイメージしやすくするために、一日のスケジュール例を整理してみます。運行スタイルによって流れは大きく異なるため、いくつかのパターンを比較しながらイメージしてみましょう。
路線バスの通し勤務(例)
路線バスの通し勤務では、出庫前点検から始まり、午前・午後の運行を経て、入庫・退勤までを一日で行うパターンが代表的です。一例として次のような流れが挙げられます。
- 出勤・点呼・健康チェック
- 運行前車両点検
- 午前の運行(数往復)
- 休憩・昼食
- 午後の運行(数往復)
- 入庫・点検・点呼
- 退勤
朝のスタートは早く、出庫前の準備時間が含まれるのが特徴です。日中の中休が組まれる場合や、午後便のみの担当となる場合もあり、シフト次第で業務時間帯が変わります。
観光バスの日帰り運行(例)
観光バスの日帰り運行では、ツアー出発時間に合わせて早朝に出庫し、目的地まで移動・観光地での待機・帰路運行を経て、夕方から夜にかけて入庫します。運行先や行程によって拘束時間は変動します。
一例としては、早朝の集合場所への回送、添乗員・乗客の合流、観光地での待機、昼食休憩、帰路運行、解散後の入庫といった流れになります。観光地での待機中も、車両の見守りや次の運行準備が業務に含まれます。
送迎バスの早朝・夕方勤務(例)
送迎バスでは、利用者の通勤・通学時間に合わせた朝と夕方の勤務が中心となります。中休の時間が長い勤務形態もあり、生活リズムに合わせて自由時間を活用できる一面があります。
朝の送迎完了後にいったん退勤し、夕方の送迎時に再出勤する「中抜け勤務」もあります。短時間勤務として勤めるケースもあり、複数の働き方からライフスタイルに合うものを選びやすいといえます。
まとめ
バス運転手の一日は、運行スタイルや勤務形態によって大きく異なります。路線バス・観光バス・送迎バスのそれぞれで、出勤時間帯や拘束時間、休憩の取り方に違いがあります。自分の生活リズムに合うパターンを見つけることが、長く働き続けるための鍵となります。
