長く働き続けられる職場を選ぶうえでは、いわゆる「ブラックサロン」と呼ばれる労働環境の悪い職場の傾向を知っておくことが役立ちます。一般論として整理しておきましょう。
長時間労働・拘束時間の問題
営業時間が長く、開店前と閉店後の業務も含めると拘束時間が著しく長くなる職場は、慢性的な疲労や離職につながりやすいといわれます。サービス残業が常態化していたり、休憩を十分に取れない環境は健全とはいえません。
労働基準法に定められた休憩・休日・時間外労働のルールが、実態として守られているかが重要なポイントになります。
給与・歩合面の不透明さ
給与体系や歩合の計算ルールが不明確で、内訳の説明が曖昧な職場は注意が必要です。提示されている給与額と実際の手取りに大きな差がある、固定残業代の範囲が広く実態と合わないなどの状態は、入職後のトラブルにつながりやすくなります。
- 固定残業代の根拠が不明
- 歩合の計算式が説明されない
- 給与明細の内容が分かりにくい
- ノルマ未達時のペナルティが過剰
その他に注意したい兆候
離職率が高い、スタッフが頻繁に入れ替わる、面接時の説明とWebの情報が食い違う、就業規則を提示されないといった状況は、注意して見ておきたいサインです。研修や教育の名目で本来の労働時間とは別の負担を強いる職場もあります。
気になる点があれば質問し、回答が誠実でない場合は別のサロンを検討することも選択肢に入れて構いません。
まとめ
ブラックサロンに見られる傾向を知っておくことは、自分を守るための知識でもあります。労働時間・給与・職場の透明性といった観点から職場をチェックし、長く健康に働ける環境を選んでいきましょう。
